2011年5月12日木曜日

REBORN

岩手県の陸前高田に行ってきました

4月30日に盛岡MOTHERでのレギュラーパーティー"NIGHT OWL"を無事に終えた後、その前の週に名古屋のvioで開催した"EXPULSE"で集まった義援金を必要な物資に変えて沿岸部の被災地に届けるという目的を果たす為の助言をもらうべくまず最初に向かったのはSAVE IWATEという民間のボランティアの人達で運営されている場所で、そこには全国から様々な物資が送られて来ておりそれをボランティアの方々が仕分けしてくれているので、ここへ僕たちの様な民間のボランティアが訪ねて行きどこへ何を届けようと思っているかをスタッフに伝えると、物資の在庫状況やその地方では何の物資が足りていないかなどを教えてくれるので、それを自分たちでピックアップし車に載せられるだけ載せて被災地に運ぶ事が出来る、っていう車とガソリン代さえ何とかすれば誰にでも簡単に協力する事ができるシステムになってた

この計画を思い立った時点より1ヶ月以上経っていたので想像以上に事態は変わっており、どうやら今現在は物資は全国から沢山届いているので物資というより(とはいえ復興には長い時間がかかるので物資は継続的にまだまだ必要ですが)それを被災地に運ぶ人手が足りてない状況のようだった

僕たちも物資を車に目一杯詰め込みSAVE IWATEでは手に入らなかった野菜や調味料等を買い足し、4時間近くかけて沿岸部の陸前高田へ

かつてそこがどんな街だったのか面影すら無くなった瓦礫の山々に絶句
命を分けたのはほんの数メートルの高さ
あの光景は絶対に忘れない
僕たちはその沿岸から少し高台にある集落へと物資を運んだ
その集落は津波の被害が無かった為に一見いつもと変わらない穏やかな日常の風景に見えるが、眼下には瓦礫の山が広がっていてライフラインもまだ復旧されず、当然ながらお店などやっているはずも無くほとんど陸の孤島状態
そんな状況下で『頑張ってください』なんて白々しくて言えるはずも無く、ただただ話を聞いて物資を配るくらいしか出来なかったけど、Maryさんが事前に必要な物をリサーチしてくれていたお陰もあって持って来た物資はあっという間に無くなった
そして何も無いけどお返しにとおばさんから震災前に最後に獲ったというわかめと茎わかめをお土産に頂いて帰路へ・・・・

・・・・といった感じで本当に微力ですが名古屋の皆から預かった義援金は物資に変え、無事被災地に届ける事が出来ました
しかし物資は上記の通りSAVE IWATEでほとんどの物を調達する事が出来た為、集まった義援金58742円の内、往復のガソリン代+野菜等の物資代として22528円を使わせてもらい、残った36214円は協議の結果、速攻性があり確実にそして有効に使ってもらえるだろうとの理由からSAVE IWATEの活動資金として全額寄付してきましたのでご了承ください
deadramにMaryさん、そして同行してくれた友人に協力してくれた皆さん、ありがとうございました!



最後に柔軟かつ迅速に対応してくれた民間の災害支援チームSAVE IWATEのHPを紹介しときます

■SAVE IWATE■

HPを見れば今必要としている物や逆に十分に確保出来ている物など細かい情報を得る事ができて物資を送る際にとても便利
ここに送れば確実に被災地に必要な物が届くと思います

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